ブエノチキン二代目ブエコ代表トリ締役への道。

石です。ここ数年の私は石なのです。




外からブエノチキン浦添がどう見えているか分かりませんが、

数年前にテレビ番組に何本もトリ上げていただいた時は大フィーバーが起こり

どんどんどんどんお客さまがいらっしゃる。

トリ扱わせてくれというお話もでーじくる。

フランチャイズや丸焼き屋がやりたいという話もでーじくる。

県外からもいっぱいくる。なんならアジアからもくる。




その時ブエコは。




。。。。石になりましてん。。。。






そうです、動かなかったのです。


もちろんその時には「うっわ香港にお店出せたらかっこよすぎ！」「東京に出店！？面白そう！」「フランチャイズ！今やらなきゃ他の会社にパイ奪われるかも！？」憧れも焦りも心配もごっちゃ混ぜの大混乱。ただでさえお店も忙しい中で冷静な判断はできませんが、横にいたのが人一倍、感情のない（笑）旦那さま。ほんっとうに「憧れ」とか「心配」とかの感情を持ち合わせていないため、「今は無理よ。一歩一歩だよ」と私の経験値の足りなさを超ウルトラスーパー冷静に判断し、そんな言葉をかけてくれたのです。

「自分が成長した時にまた、そのチャンスが巡ってくるんだよ」とも言ってくれました。5才年下、当時30才とは思えぬ達観した旦那さまよ・・・すげえな・・・。

というわけで、物理的に無理でもありましたが旦那さまの助言により様々なお声かけをお断りし、愚直に自分と仲間、お店で作れる分だけを大事に作り、大事に売る、ということに注力しました。そうです。意思のある石です。


それから5年とか6年とかがすぎ、変わらずありがたいことにお客さまが絶えない日々が続いておりますが、長く永く続く店にしたいとの思いがあるため、どんな忙しい時もピークを作りすぎないことが結構大事なんだと感じております。一緒に走る仲間が息切れしないようにとの考えもありますし、大量生産しすぎて世の中にたくさん出回るとあっという間に商品が陳腐化するような気もしています。ブランディングがうまい人だと違うのでしょうが、私のような不器用なタイプには地道にコツコツ、小さく売ることがあっている。そんなわけで、チキンを焼く数をジリジリと微増させてきた10年の話でしたとさ。

器用に店舗展開していく人が羨ましいとも思いますが、私は私にしかできないことを。


＜移転しました！＞
沖縄丸鶏製造所 ブエノチキン
※イートインあり ※車椅子・ベビーカー利用可 ※障害者用トイレあり
住所：浦添市内間2-11-15（元の店舗から那覇向けまっすぐ150メートル）
TEL：098-876-0452
営業時間：
テイクアウトAM10:00〜PM5:30（売り切れ次第終了）
イートイン ラストオーダーPM5:00
※車椅子、ベビーカーで入店できるようになりました！※障害者トイレ、オムツ替えあり！！
定休日：月曜、正月（元旦から1、2週間ほど）
駐車場：約10台