ブエノチキン二代目ブエコ代表トリ締役への道。

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脱、無関心。

2012年07月16日




いのちの問題だと思うのです。

日本の仕組みが、国の在り方が、

命をおびやかすようになっている。

そう思うのです。





すこしまえ、3.11前は、

年金が消えたとか国の借金がやたら多いとか教育が変とか、

国の問題は、暮らしの問題だったし

それは漠然とした不満であり

すこし先の未来への不安だったから

特に深く考えることなく

なんとなく幸せだし

死ぬこたぁないしまぁいっか、

誰が総理でも一緒だしねと諦めて

政治をほったらかしていたのですが。





3.11以降、国が、

あろうことか、国が、

国民のいのちをおびやかしている。

これは、ゆゆしき問題です。

ゆゆしき、っていう言葉の意味はよく分からないけど、

そういう小難しい言葉を使いたくなるぐらいに

とにかく大変なことが起きている。






チェルノブイリと同じレベルの原発事故が起きて

たいへんな量、天文学的なやばい量の放射能が漏れて

福島どころか関東でも高い線量が計測されて

たくさんの人が必死の思いで沖縄に避難してきていて

福島第一原発はもはや廃炉にできるかすら分からない、

最悪の場合は世界が終わると言われて

低線量被ばくの症状、鼻血がめっちゃ出たりする子ども達がいて。





それなのに国は放射能だだ漏れ状態の

福島第一原発の事故収束宣言を出し

活断層の上に建つといわれる大飯原発を

たいした議論もしない、国民の声も聞かないまま再稼働し

絆という美しい言葉を隠れ蓑に瓦礫を拡散させようとし

消費増税を必至で通そうとしながら

実は海外支援に14兆円も使いまくり。




いやぁ、もう、国が国民を殺しにかかってる。

凶器の沙汰としか思えないことばかり。








オスプレイだって、けっきょく配備されそうだ。


もし、沖縄でテロとか災害でたくさん県民が犠牲になったとして

国はなにかしてくれるだろうか。

毅然とした態度でアメリカにもの申したり

犠牲者のために誠心誠意で保障にあたったり

してくれるだろうか。






…ぜっっっったい、しないはずね〜。






それは東日本大震災での対応を見てたら明らか。

国民のために汗水流して必至でがんばる政治家を

私は知りません。

現場におもむかずにクーラーのきいた国会で

運営に1日1億もかかる(もちろん税金)国会で

のらりくらりと曖昧な答弁を繰り返し

見つめるのは国民の暮らしでも声でもなく手元の資料、

そんな政治しか見えてきません。






事件は国会じゃない、現場で起きてんだっっっ!!!!







織田さんに代わって叫びたいぐらいです。

しかも世界の中心で。いや、国会の中心で。






国民のため、という言葉が政治家から発せられるたび

むなしく宙で空回り。

その、「国民のため」が指す国民って、誰なんだ。

少なくとも私や、私の周りの人のことではなさそうだ。




そんなわけで政治の現状を知るにつけ

沖縄で、私や私の家族、仲間に何か困ったことが起きた時

国はきっと、いや、絶対、助けてくれない。見殺しにする。

そう思ったわけで。



でも、いきなり野田首相に電話して

織田さんばりに叫ぶこともできないので


まずできることとして、

関心を持つことにしました。






今まで政治をほったらかしたことが

こんなにも国民不在の、むしろ国民を苦しめる

仕組みを作り上げてしまったわけだから



国の問題がいのちの問題になってしまった今、

未来への責任として、政治や社会に関心を持ち

納得できないことは許さない、選ばない。


そんな姿勢にあらためなければ。

油断したら真綿でじわじわと殺さてしまうのです。

現に、こんなに物質的に豊かな日本で

年間3万人も自殺する方がいる、

その事実が日本という仕組みの陰を表している気がします。







なかなかしぶとい現政権、

知ればしるほど恐ろしい日本の仕組み、

変えるのが難しすぎて途方にくれるけれど

とにかく一人一人が関心を持って

考えて考えて、調べて調べて

友だちとか家族同士話し合って

できるときは行動する、納得できないことは許さない。

選挙もちゃんと人で選ぶ。



それしかないと思うのです。



まずは、脱無関心。






明日の放射能勉強会の準備をしながら

もっと日本が素敵な未来に向かうよう願いながら

おやすみなさい。





 

Posted by ブエコ at 03:15Comments(0)ブエコ徒然日記

亀、ぐらいの。

2012年07月13日



コツコツ努力型、と最初に言われたのは

確か小学校4年生の通信簿。

担任の先生がくれた私の印象に、

私自身は私のどこがコツコツ型やねんと

不思議に思ったものですが。





社会に出てわかりました。



わたし、確実にコツコツ型だ。



大学3年生で書き始めたこのブログも、はや9年。

我が師匠、安里繁信OCVB会長のブログ「しげ脳」は

4年目突入、現在連載172回目。

365日書き続けている「あさこのau体感ブログ」は

ノンストップの3年目。





ああ、コツコツ、じわじわ、ちょっとづつ。

瞬発的な爆発力はなくとも、細く長く続けること。

亀のように、のーんびり。牛のように、ゆっくりと。


それがどうやら得意なようです。






おかげさまで、この頃「ブログ読んでます」

そう言っていただけることが増えてきて

今日もブエノチキンを買いにきたお客さまが

娘が読んでるので私も読んでます、と声をかけてくださいました。

嬉しいことだ。


思わず調子にのって

「じゃあ今日も書きます!」って言っちゃったもんだから

夜中2時にこうして

たいして実りないことを書きしたためているわけですが。






はて…言われるたびに

ブエノと、しげ脳と、あさこブログ、

読んでくれてるのは

どっちのブログことだろう…と少しばかり悩むのでした。




読んでくれてるみなさま、ありがとうございます。ぺこり。


みなさまとのご縁も、ゆるゆると長〜くつづきますように。
 

Posted by ブエコ at 01:46Comments(0)ブエコ徒然日記

見えないもの、確かなもの。

2012年07月04日





見えるものより 

見えないものの方が

ずいぶん確かだと思うのです。





GDPの伸び率で測られる幸せ

失業率で示される貧しさ

パーセンテージで訴えられる電気の足りなさ。




どれも、数字をあてはめて見えたような気になっているけど

じゃあ

年がら年中働きまくって

GDPに貢献してる人たちは幸せなのかな、とか

職がない人は貧しく暮らしてるのかな、とか

余分に使いすぎてる電気はないのかな、

そもそも24時間電気を使う看板やコンビニは必要なのかな、とか



そういった本当のところ、人が感じるリアルな肌感覚は

検証されてこなかったように感じます。




ふと、立ち止まって体の声を聞けば分かること。




このごろ、

農薬を使わずていねいに作られた野菜を食べるようにしたら

賞味期限がある食べ物は違和感を感じて食べれなくなりました。





賞味期限、という誰かさんが決めた数字ではなく

自分の舌とか美味しいと思う感覚とか

体が元気になるのを感じられるかどうか。




それこそが、

本当の豊かさを示す

ものさしであるべきじゃなかろうか。





見えるものだけを信じていると

世界はとても狭くて限られた側面しか見えないけれど

見えないものの価値を感じられるようになると

世界はとても広くて美しい。






Don't think ,feel!




有名な誰かさんも言ってましたね。




今、日本が、でーじ(大変に)なってる。

国民の声をまったく聞かず

利権のために危険な原発を再稼働し

生活を追い詰める消費増税を押し通す。


国民不在の政治は

どうして生まれてしまったんだろう。





お金がある=豊かである、というものさしで必死に走ってきた日本。

アメリカや政府が掲げた豊かさの旗を目指して働いて働いて

気づけばあふれた物たちと、年間3万人を超える自殺者。

世界一豊かで、世界一貧しい、そう言われてしまう国。




日本が盲信し猛進してきた豊かさのものさしは

本当に私が感じる心のものさしと同じかな。




今、立ち止まって感じたい

見えないけど、確かなものたち。

自分の感覚という数字じゃ表せない、絶対の指標。





浮島ガーデンの有機野菜だけでつくられた料理と

店中に満ちるここちよい光に細胞が喜ぶのを感じて

それだけで幸せだと思える午後なのでした。


 

Posted by ブエコ at 02:15Comments(2)ブエコ徒然日記