ブエノチキン二代目ブエコ代表トリ締役への道。

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旅立ちは

2011年10月28日


旅立ちはいつも、少し寂しい。

いつもの日々を離れる不安と
いつもと違う日が始まる緊張。

楽しい分だけすごく疲れること。
疲れて眠るのが慣れたベッドと違うこと。



金、土、日と3日間、沖縄を離れるだけなのに
まるで1年の留学にでも行くかのように
空港で見送る母。



旅立ちはいつも、少し寂しい。



沖縄よりずいぶん寒い東京。
誰もいない駅のホーム。
たくさんいるのに一人も知らない電車のひとびと。



旅立ちはいつも、少し寂しい。


だから、帰る日々がまた、
余計に楽しくなるんだな。



でーじ寒い東京、
山手線の逆サイドに乗ってしまって遠回り。
やっぱり旅は、楽しいなぁ。
 

Posted by ブエコ at 00:54Comments(0)

島唄とアメリカ国旗

2011年10月17日



頭上でおおきく揺れるブラジル国旗と

大合唱の島人の宝、BEGINのライブ。



さっきフィナーレをむかえた第5回世界のウチナーンチュ大会。

ブラジル、アメリカ、イタリア、ボリビア。

会場にひるがえる様々な国の国旗と

様々な国の言葉、

でも手はみんなカチャーシー。



国籍は違うのにみんな、ウチナーンチュなんですね。すごい。




海外に移民した方が沖縄に帰ってくる

世界のウチナーンチュ大会。

初めて参加しましたが、とても素晴らしい会でした。

うしろの席のオバーたちに聞いたら

ハワイから来た、と。50年以上も前に移民したよ、と

流暢なウチナーぐちで答えてくれました。





移民して苦労して沖縄に帰りたくても帰れなくて

きっと現地で必至に苦労して生きぬいた人たち。

彼らがどんな思いで今、沖縄にいるんだろう。

一生懸命、誇らしげに自国の旗を降りながら

BEGINの歌をおおきなおおきな声で歌う

その二つの故郷への想いは

とても深いものなんでしょうね。


THE BOOMの島唄、BEGINの島人の宝。

本人たちの声が聞こえないぐらいの大合唱。

みんな、サビだけじゃなくて全部うたえる。

他の県にこれだけの人が歌える歌のあるところ、ないんじゃないかな。

三味線の音をとおして会場が一体となる。

ウチナーンチュでよかったと思う瞬間です。









「ナマステーーーー!!!!」





ライブで登場した喜納昌吉さんの第一声。

いや…インドに移民した方って、いたっけ?

おそらくいないような…。




「ボンジューーーーーールーーーー!!!」




続いてコーラスの女性の方の第一声。

いやいや、フランスに移民した方もあまりいないような。



ちょっと違和感が残るスタートでしたが(笑)

「花」は相変わらず素晴らしい歌でした。





そんな喜納昌吉さんのライブ前、

なんとびっくりすぐ横に喜納昌吉さんのマザーが。

昌吉マザーは86才で子供が11人いて、孫は98人だとか!!!!

昔はとても苦労したけど、

今では毎日遊び歩いて幸せ!

とおっしゃっていました。



たくさんの苦労のうえに、今の幸せがある。

そんな人たちがきっといっぱい集まってたんでしょうね。

幸せいっぱいの笑顔が会場を埋め尽くしていたことを

とても嬉しく思います。

私もオバーになって、でーじ幸せといえますように。 


Posted by ブエコ at 00:35Comments(0)ブエコ徒然日記

土のように

2011年10月04日



土のような人に惹かれます。


しっかりそこに居て

たくさん肥料を蓄えていて

草や花、自分以外のものたちに

その栄養を分け与えている。

静かだけど、力強い足下。




…って、どんな人よ?

と言われると具体的には言えないのですが。

くらし とか いのち とか ひと とか

そういう生きることに向き合ってるというか。



あえて一人あげるなら

モンゴル800のボーカルさんの笑顔が

とても土くさくて。大好きです。




昨日のフェスで歌っていた「空っぽ」。




可もなく不可もなく生きてきた僕は
目を逸らすのが精一杯で
可もなく不可もなく生きてきた僕は
耳を塞ぐので精一杯で

日々と共に進み 月と歩く
日々と共に進み 君と歩く
日々と共に進み 月と歩く
日々と共に進み 君と歩く
道のり1つ1つに意味がある

一生一緒
一生一緒

君と歩く 道の途中 気付いたの
日々の意味と 僕の意味 気付いたの


---- SPECIAL OTHERS &キヨサク -------




歳は少ししか変わらないはずなのに

なんという素敵な歌詞を書くのだろう。

土みたいな人とたくさん出会うために、

私も土みたいな人になりたいと思う。 


Posted by ブエコ at 01:03Comments(0)ブエコ徒然日記

今、茶碗ぐらい。

2011年10月02日

「人間の器量」という本を読みながら

このごろ寝ています。

それはもう、もちろんマイ器を大きくしたいから

その一心なのですが。



先人達の器の大きさは計り知れない宇宙のようです。

細かいこと、自己の目先の利益ににとらわれない。

たぶんに、器の大きさは志の大きさに比例するのではないでしょうか。



国のために奔走した西郷隆盛とか坂本龍馬

(細かい歴史はさっぱり知りませんが)

日本経済のために尽力した田中角栄。

(細かい歴史は…)


みなさん、「国」とか「社会」とか、見ている世界が広いです。

だから目先のことには一々捕われないんでしょうね。






私が人生で出会った器と志が大きい人といえば

安里繁信会長、この人で。

いつも大きなことを語っていて、さらに語る以上に行動し結果を出す。

もちろん語る内容には一本芯が通っていて、

そのまっすぐさには惚れ惚れするほどです。






「すべての責任、我にあり」



繁信会長からは取材を通してたくさんの教えを頂きましたが

よくおっしゃっているのがこの言葉です。

すごく大変なことがあっても、

怒りを爆発させず、少し寂しそうに言うのです。

俺にも非があった、と。





か、かっちょええ…!!!!!

これを実行するのは言うほど簡単じゃない。

貫き通してる繁信会長のすごさを

自分が苦境に立ってはじめて痛感します。

繁信会長の教えを胸に刻んでがんばれば

今、茶碗ぐらいの私の器も

10年後にはサラダボウルぐらいになってるでしょうか。









わじわじ〜することがあったり

つい誰かのせいにしたくなった時は

繁信会長のブログを読んで「我が責任」と踏ん張ろう。

目指せ、会長の器!



安里繁信会長ブログ「しげ脳」
http://and-symba.net/ 


Posted by ブエコ at 01:04Comments(0)ブエコ徒然日記