家族経営のお店だからこそ、家族時間の大切さを知っている。

ブエコ

2022年04月25日 22:13




家族経営のお店だからこそ
家族時間の大切さを知っている。


仕事とは人生を豊かにするためのもので
仕事に働かされてはいけない。

ブエコはそう考えています。
だからブエノチキンには
自分のやりたいことや家族の時間を犠牲にしてまで
やらなければいけない大事な仕事は、
残念ながらありません(笑)


ブエノチキン浦添は店長コウエイと番長サチコ夫婦2人で始めたお店。
1982年の創業当初から30年間は365日休みもなく
夜10時ごろまで働く毎日でした。
そのため、お店を始めたのと同じ年に生まれた1人娘の私ブエコは
家族団らんの時間や行事の思い出は数えるほどしかありません。

なんの予定もない日曜日に思い立って家族で出かけたドライブ。
授業が早く終わった日にお母さんが手抜きして作った昼ごはんのそうめん。
家族みんなで囲んだ運動会のお弁当。

そういう、たぶん多くの方が当たり前に持っているであろう思い出は
私にとっては永遠に叶わない憧れです。

「お店を始めた頃に団地に売りに行くと
 どこの家も家族で夕ご飯の準備をしていて
 僕は娘にそういう経験を
 させてあげられないんだとすごく辛かった」


店長コウエイからそんな話をよく聞きますが
食べもの屋さんや自営業は
家族の時間を犠牲にしなければできない時代でした。
それから30年、娘ブエコが2代目となり
嬉しいことに全国からお客さまが来てくださるようになり
仲間が働きやすい環境をつくれる状況になりました。


今ではフルタイムのメンバーも毎日18時には帰宅。
子供が急に熱を出したり家族の介護が必要になった日は
休みや早退、病院に行ってからの出勤が当たり前。
見逃したくないお子さんやお孫さんの行事は100%休みOK。
家族で1ヶ月実家に帰省ももちろんOK。
本土の家族が怪我で入院した方は3週間お休み取得。
子供の保育園に合わせて週2回の勤務もあり。
副業として週1回3時間のみ出勤のパターンもあり。
もちろんパートさん含め有休消化率は100%。
有給の理由報告や難しい申請もなく、却下もほとんどありません。


誰かの休みは他のメンバーでカバー、お互い様だから問題なし!
そんな雰囲気なので「誰かに迷惑かけるから休みにくい・・」というのは
あんまりありません。(ちょっとはある笑)


創業者が感じたような
家族を犠牲にする辛さは一代で終わらせ、
「働く人とお店が対等で、
 自分の時間を大事にしながら働ける」環境を、
「ここで働くことで人生がもっと輝く」環境を、
作っていきたいと強く考えています。


会社を立ち上げて6年、
ゼロから体制を作っているため試行錯誤ですが
家族経営のお店だからこそ
家族の時間を大切に第一に考えるお店でありたい。
チキンが大好きな方、ご近所の方、
よければブエノ家へお越しくださいね。




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