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出産までの12時間。ー第二子出産の記録ー

2018年02月10日

出産までの12時間。ー第二子出産の記録ー


1月8日に2人目ベイビィを出産してから一ヶ月。




「陣痛の時から落ち着いていて素晴らしかった」

と助産師さんに太鼓判を押され

さらに出産力に自信をつけた(笑)今回の出産。




一人目の長女キッキー出産の時と同じく

今回もあれ?陣痛か?と思ってから出産までの12時間を綴ってみました。

(だいぶ長い!少し下の方から始まります。)




☆長女の時の記録はこちら
「出産までの17時間。」http://bueno.ti-da.net/e8213546.html





1回目が安産だったので余裕ぶっこいてましたが

予定日より2週間も早く陣痛到来&

立ち会った長女2才が泣いて泣いて

それに気を取られてるうちに出産はバタバタと終わり

父母も立ち会っての

賑やかで楽しいスッポン安産となりました。





長い長い超個人的な1日の記録ですが

意外と事細かな出産日記ってないので

出産を前にドキドキしてる誰かの参考になれば幸いです!



*産んだのは1回目、2回目ともにお世話になった伊波レディースクリニックさん。
Dr.イチローの安産教室が神!なのでオススメです!
http://www.iha-ladies.com/




=== 2018年1月8日 ==================

(予定日は1月21日)


●朝8時ごろ

予定日まだまだのこの日、
朝のシャワー中に生理のような出血あり。
ヌルッとしたジェル状の血液だったので、
まさか、おしるし?!
(「おしるし」は出産前にあると言われる出血。
ない場合もあるし、おしるしがあってから
すぐ産まれる人も数日後に産まれる人も様々。)


でも量も少ないし予定日まで2週間もあるし、まぁ違うだろう。
ただ、昨晩の寝る時もお腹が張っていたのでもしかすると陣痛か!?
ききじろう(仮)出てきたいのかい!?
生理痛のような鈍い痛みも少しあるので
出勤予定だったが休むとことに。(まだ働いてた笑)
旦那さまにもその状態を伝えると
「これは今日産まれるで」とソワソワし始める。
私は「さすがに今日はないよ〜」と言うものの
あの勝負の時が今日来るかもしれぬと少しワクワク。
ちなみに前日まで普通に出勤、
2日前には9時間ほぼ休憩なしのフル立ち仕事。
これが早く産まれてきた原因でしょうね〜

明日はブエノチキンの新年会。
産休も明日からの予定。
ああ、もう少し、せめて後1日待ってくれ、
母は少し産休を楽しみたいぞ。


●10時
旦那さまが娘キッキー2才を連れてお出かけ。
休んどいてねーと。
ききじろう(仮)の心音でも聞いてみようとおもちゃの心音機を出す。
ドクンドクンドクン。
大人の倍ぐらいの速いペースの心音が
お腹の下の方から聞こえてきて、
おおっ。ちゃんと生きてるねぇ❗️感動。
帰ってきたキッキーもやりたいと言うので聞かせてあげると
神妙な面持ちだったがちゃんと聞こえてたのかはなぞ。
お腹は張ってるものの、痛みなし。


●12時
お昼は車で近所のハンバーガー屋さんへ。
ちょっと歩きにくいぐらいお腹が張っている。
これは、2年前の、あの時と同じ感じだ。
スーパーで買いもの中に荷物が持てないぐらい
お腹が張って歩けなくなった、あの時のお腹の張り感。
まさかまさかの今日出産、あり得る!?

「パパは気が気じゃないよ〜」
ハンバーガー食べながらも旦那さまのソワソワ止まらず。
念のためききじろう(仮)の肌着やオムツを買いに西松屋へ行き、
旦那さまは仕事へ。
この日仕事が22時までなので、
何かあったら別の方に仕事をバトンタッチするからねと
段取りを確認して出勤。


●15時
痛みはないもののお腹の張りが一定間隔でやってくる。
10分、15分おきぐらい。
経産婦は張りが15分おきになったら
連絡してと言われてたので病院に電話すると
念のためきてみて、とのこと。
予定日までだいぶ日数があるので
「痛みはないんですよね?」と何度か確認される。
はい、お腹、張ってるけど痛みはないんです。
だから陣痛じゃないはずなぁ。
まだこの時点で今日産まれるとは思っていない私。
病院の電話取ったのは長女キッキーを取り上げてくれた大湾さん。
ききじろう(仮)も大湾さんだったら面白いな、
なんて思いながらキッキー連れて病院へ。
行きがてら腹が減っては大変とLAWSONで食料を買い込む。
旦那さまにも報告。入院することになったらまた連絡することに。
キッキーと2人なのが少々不安。お利口にしてくれるかな。


●16時
病院着、さっそくお腹の張りを測るというが
部屋が埋まってるからといきなり分娩室の分娩台へ。
2年前に出産したなつかしの分娩台に上がり
お腹にベルトを巻いてお腹の張り(子宮の収縮)と
ベイビィの心音を測る。
これで様子見て入院するか決めましょうね、とのこと。
娘も一緒にベッドに上がり楽しそうにしているので、ひとまず安心。
計測器などをおもちゃにして遊ぶ。
こういうことも怒らない病院で本当助かる。
30分ほど計測し、子宮口の開き具合も確認。
子宮口の開きは助産師さんがお股に指を入れて
触診で測るという超アナログ計測。
助産師さん、すごいやっさ!
子宮口は10cmになったら出産。
8cmでも9cmでもダメみたい。

「子宮も2cm開いてるねー」
ということで子宮口も開いてお腹の張りも一定間隔なので入院決定!
お腹も痛くなってきた、、、、これはやっぱり陣痛かーっ!!
今日産むかもなぁ!いよいよ気持ちが引き締まる。

よし、前回は陣痛開始から8時間で産まれたので
今回は5時間以内に終わらせようやっさー。
変な競争意識で覚悟を決める。
ここから子宮口がどんどん開くイメージに集中。
前回の出産で学んだのは、
心から思い込めば本当に体はそうなるということ。
イメトレが肝心!子宮口よ開け、開くのだ!

旦那さまが何時にこれるか分からないので
仕事中の母サチコに電話、ヒマだからすぐ来るとのこと。
夕ご飯のお弁当を頼む。さっきサンドイッチも買ったが
腹が減ることが私の人生で一番の恐怖(笑)


●17時

「どうせ産むんだから不安で泣き叫ぶより
 静かに落ち着いてリラックスした方が安産になる」

「陣痛はどんなに痛くても1分しか続かない。
 1分痛くても死なない」

「陣痛は子宮の収縮する力。
 お母さんのお腹も痛いけど、
 その力に押されている赤ちゃんはもっと苦しい。
 お母さんが慌てふためいてパニックになると
 赤ちゃんに酸素がいかなくて赤ちゃんは酸欠になる。
 そうすると子宮を収縮させる力が出なくて
 お産時間が長くかかってしまう。
 お母さんが落ち着いて息をいっぱい吸って
 赤ちゃんに酸素を届けてあげて」


主治医Dr.イチローの教えを胸に、
ひたすら静かに静かに、痛みと戦う。
赤ちゃんは狭い狭い産道を通れるように
腕の関節を外したり(!)
頭蓋骨を外してずらして重ねたり(!!)
アンビリーバボーなほどに自分の体を変形させる。
だからささっと産んであげないと、命に関わる。
まさに必死。
だからこそ母は冷静に早く産んであげなければ。
ききじろう、頑張るんだぞ、
お母さんがポンっと産んだるからね!
ぼんやりそんなことを考える。
イチローの安産の教え、神なり。


母サチコ到着。キッキーと遊んでもらう。
そろそろ分娩台で遊ぶのに飽きてたので助かる!
助産師さんたちが忙しそうでしばらく分娩台に放置される(笑)
だんだん痛みは増してきたが、まだ耐えられるレベル。
「痛みが来たら、息を吐く」安産呼吸法で痛みを逃す。
まだお腹痛くないなら一度部屋に行きましょうか、
少し歩いたら降りてくるはずよ、
との助産師さんの言葉で入院する部屋へ移動。
経産婦は陣痛の進行が早いから
すぐ分娩室に戻ってくるはずよ、と言われつつ部屋へ。



●18時
しばらくして旦那さまも到着。
部屋ではまず力をつけとこうと、
母が買ってきた生姜焼き弁当を食べる。
が、食い意地の張った私も5分間隔で陣痛がくるので
半分しか食べられず。
そして娘キッキーが私と遊びたがりグズグズ。イヤイヤ。
旦那さまは私の体を心配して
「キッキーはお姉ちゃんになるんだから我慢しよう!」
「ママは今、大変だかからパパのところにおいで!」
いつもより強い調子で注意するので
娘「イヤダー」と泣きながら私の体に登ろうとする。
私の体もしんどいけれど、
娘にも楽しい気持ちで立会ってほしいので
大丈夫だよ、旦那さんも気楽にしてねと話す。
結果、陣痛に耐えながら娘が体によじ登るというカオス状態w。
そうこうしてるうちに
助産師さんの言葉通り痛みがどんどん増して
もはや産まれそうな痛みにまで到達、
部屋に来てから30分ほどでナースコール。
分娩室に戻ることに。
その時、母サチコは何を思ったか
私の残した生姜焼き弁当を急いで食べていた。
あんたは体力つけなくていいでしょうに(笑)


●19時
分娩室に移動する時も陣痛がくると歩けず
立ち止まって踏ん張らないと耐えられないほどに痛み増す。
あああ、頭出てきてる気がする!!!
30分前まで余裕だったのに!
その様子を見て助産師さんが「もう出るねー」。
子宮口を確認するともう全開、
「赤ちゃんの頭見えてるよ」と!!!!
初産の時は2cmから5cmになるまで3時間かかったが、
やはり2回目は早い、30分でここまで来た!


この日はスーパー出産ラッシュで
陣痛ナウ妊婦が同時進行で3人いるとのこと。
誰が先に産みそうか助産師さんが様子を見ながら
1つしかない分娩室の取り合い状態(笑)
私がすぐ産まれると判断されたようで出産準備に入る。
助産師さんがパタパタ準備してる間にも出てきそうな赤ちゃん、
「ちょっと待ってよー」としばらく放置されw
ひたすら陣痛の痛み逃しの呼吸で耐える。
さっきまで静かにしていられたが、
ついに気合の声を出さないと耐えられない痛みになる。
叫ぶと痛みは消えるのか謎だが、気が紛れるような。
陣痛がくるたびにウウウウウーーーーーーんっ!!!
痛みは1分しか続かないが、この1分は命がけ。
静かに集中したいし会話なんてできないのに
「今日お店がヒマだったからねぇ」などなど
母サチコがどうでもいいことを話しかけてくるのが心から迷惑(笑)
思わず「うるさいっ」と怒る。




●20時
この辺りで父コウエイも到着。
産まれる寸前までは旦那さんと娘だけベッド横、
父と母は分娩室の外で待機。

「あと1回いきんだら出てくるよ」
準備を整えた助産師のキナさんがやってきてすぐそんな言葉。
ええーっ!?もうなぁ!?
Dr.イチローも登場しお腹をグイーーーッと押し始める。
ベイビィを押し出してるんだろうが、これが結構、痛いw
キッキーはまだママに抱っこして欲しいのか
いつもと様子の違うママに不安なのか
「マーマー!」と泣きまくりだが
「ママも頑張ってるから応援してあげよう!!」
と旦那さまがひたすら言い聞かせ
最後は二人で「ガンバーレー!ガンバーレー!」と応援してくれた。
娘の数時間の心の葛藤と成長に感動しながら
1、2分ごとにやってくる陣痛に合わせてベイビィを絞り出す。
陣痛の、子宮が上から下へ
ギュウウウンと絞られるような痛みもピークとなり
助産師さんの「いきんで!」の声に合わせていきむ。
「頭出たでー!」の声で自分の股の方をみると
黒々とした髪の毛の生えた頭頂部が見える。
うわあああ!出てきてるーっ!
頭が出たらあとは体だけなのか、
「あとはもう赤ちゃんが自分の力で出てこれるから
いきまないで!足の力抜いて!」
助産師さんから指示されるも
陣痛の痛みがくるので脱力するのがとっても難しい。
そんなの無理!できない!どうすりゃいいんだ!
一瞬不安がよぎるも、次の瞬間「産まれた〜!」
足にがっつり力入れたまま、ベイビィ無事に生誕。
よかったぁ〜。
いつの間にか父母も室内に招き入れられ、
ぼーっとする私をよそに皆、携帯で写真撮影。
まだベトベトした赤ちゃんが私の胸に置かれ
みんなでハイ、ポーズ!
キッキーの時は顔が紫でパンパンに腫れてて
「オバケっ汗!!」と思ったけれど
ききじろうは色白でむくみもなく、人間らしいわ(笑)
へその緒切ったりなんだりの処置のため
すぐに隣のベッドに連れていかれ、
私は胎盤を取ったり血を拭いたり
助産師さんにお股の処理をされながら
キャッキャとベイビィの写真を撮る家族を
安堵とともに眺めたのでした。

出産までの12時間。ー第二子出産の記録ー


●20時半
私とベイビィの諸々の処置も終わり、
父と母はひとしきり写真を取って
「もう大丈夫でしょう」と帰宅。
2人目ともなるとあっさりしてるなぁ。
ここから2時間のカンガルーケア。
これは産まれたばかりの赤ちゃんを
ママの素肌に抱いてにおっぱいを吸わせるもの。
分娩室の横の陣痛室でカンガルーケアを2時間。
産まれたばっかりで誰に教えられたわけでもないのに
ちゃんとチュウチュウとおっぱいを吸う小さい生きもの。
不思議だなぁ、人間ってよくできてるなぁ!
旦那さまと娘キッキーはお弁当を食べてから帰宅。
娘はいつもよりぼーっとしているものの
泣かずに「バイバイ〜」と帰路へ、、、
と思ったら、部屋を出てから「マァマー!!」と泣く声が。
旦那さまがなだめながら帰る声とともに遠ざかる。
今日は初めてのママがいない夜だ。頑張れ!!!!

隣の分娩室ではすでに次の妊婦さんの出産が始まり、
「子宮口が8cmまで開いてるのに、あと2cmがなかなか進まない」
「痛いです、、、ううう」
「どうする、病室に一回戻る?」
というような妊婦さんと助産師さんの会話が聞こえてくる。
「名も知らぬ妊婦さん、頑張れ!!!」心で応援しつつカンガルーケア。


●22時半
カンガルーケアが終わり
赤ちゃんは新生児室へ、私は病室へ。
普通だと車椅子で移動するはずが、私は徒歩移動。なぜw
赤ちゃんが起きて母乳をほしがるはずなので
その時は呼びますね、と言われたが
ベイビィはスヤスヤ朝までぐっすり寝たらしく
翌朝まで連絡こず。
一方の私は大仕事を終えて興奮してるのか一睡もできず
今回のお産の反省したり(笑)
これからの4人になる生活に思いを馳せたのでした。


あー!楽しかったなー!もう一回この1日やり直したい!!!



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